家電リサイクル法について解説
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家電リサイクル法について解説

2025年01月30日(木)10:43 AM

家電を処分する際に「家電リサイクル法」という言葉を聞くことがあります。

家電リサイクル法により、家電製品はリサイクルの手続きをもとに処分する必要がありますが、詳しい内容をご存知でしょうか?

本記事では、家電リサイクル法の概要や対象品目など、法律の内容について詳しく解説します。

 

家電リサイクル法とは?

 

家電リサイクル法が施行された理由として、従来は廃棄されていた家電ですが、鉄・アルミ・ガラスやレアメタルといった再生可能な資源が多く含まれているからです。

また、埋立地が年々減少していることもあり、家電製品をリサイクルする取組みとして平成13年に「家電リサイクル法」が施行されました。

同法律は正式には「特定家庭用機器再商品化法」と呼び、以下の内容が義務付けされました。

 

  • ・小売業者に引き取り(運搬)の義務
  • ・製造業者にはリサイクルの義務
  • ・消費者にリサイクル料・運搬料支払いの義務

 

このように消費者は、リサイクルに必要な料金を支払う義務が発生しますので、覚えておきましょう。

 

家電リサイクル法の対象品目

 

家電リサイクル法では、以下の家電が対象品目に指定されています。

 

  • ・エアコン

 

一般家庭で使用する壁掛け型・セパレート型・床置き型などほぼすべての機種が対象となります。

また、室外機や付属品も含まれますので注意しましょう。

一方、業務用の吊り下げ型・埋め込み型は対象外です。

 

  • ・テレビ

 

ブラウン管・液晶・プラズマテレビ、チューナー分離型などはすべて対象になります。

こちらもリモコンやスピーカーなどのテレビ付属品もリサイクルする必要があります。

また、業務用や車載用、病院などのボックス型テレビは対象外です。

 

  • ・冷蔵庫、冷凍庫

 

冷蔵庫、冷凍庫の本体と併せて、保冷庫、ワインセラーや製氷皿、野菜かごなどの付属品も対象です。

業務用の保冷庫など、一部対象外の商品も存在します。

 

  • ・洗濯機・衣類乾燥機

 

全自動タイプ、2層式や洗濯乾燥機、また付属の洗濯かごなどが対象となります。

他にも脱水機、コインランドリーで使用する洗濯機、乾燥機も対象です。

ただし、対象外は業務用や除湿機などの別機器が該当します。

 

リサイクルにかかる費用について

 

リサイクルの対象家電を処分する際に、消費者はリサイクル料金を支払うことが義務付けされています。

消費者が支払う金額は、以下の合計となります。

 

【家電リサイクルにかかる費用】

 

収集運搬料金+リサイクル料金

 

  • ・収集運搬料金

 

収集運搬料は、小売店が設定する金額で店舗ごとに異なりますが500〜3,000円程度(主要家電量販店調べ)になります。

 

  • ・リサイクル料金

 

リサイクル料金は、家電の種類や製造メーカーによって異なります。

例えば、パナソニックなど大手家電メーカーのエアコンで1,000円、液晶・プラズマTVが2,000〜3,000円、冷蔵庫・冷凍庫4,000〜5,000円、洗濯機が2,500円程度が相場と言えます。

 

家電リサイクルの依頼方法

 

家電リサイクル法に指定されている対象家電を処分する際の、具体的な方法についてご紹介します。

 

小売店に回収を依頼する

 

小売店に家電の回収を依頼する場合は、以下のケースに「回収義務が発生します。

 

  • ・新たに家電を購入する店舗→購入先
  • ・家電を購入した店舗→購入元

 

店舗に回収を依頼する際は、先ほどの収集運搬、リサイクル料金を支払う必要があります。

この時注意が必要な点は、購入元に依頼する場合「家電の購入店」を特定しなければいけません。

例えば購入店が廃業している場合や、引越しで依頼できないケースもあるため、難しい場合は新たに購入する店舗に依頼することになりますので、覚えておきましょう。

 

市町村に相談する

 

家電リサイクルの方法を、市町村に相談する方法です。

小売店に依頼が難しい場合は、こちらの方法で処分することができます。

具体的には以下の内容です。

 

・市町村が回収を受付

・提携先の店舗を紹介してもらう

・提携されている取扱い業者を紹介してもらう

 

いずれも収集運搬・リサイクル料金が発生しますが、依頼方法ごとに料金は異なりますので、確認しましょう。

 

引取り場所に持ち込み

 

指定の引取り場所に持ち込む方法もあります。

全国の郵便局では「家電リサイクル券」を置いていますので、必要事項を記入し、窓口でリサイクル料金を納付すると持ち込みできます。

その後不要な家電とリサイクル券を持ち、指定の引取り場所へ持ち込みましょう。

この場合、収集運搬料金は自分で運ぶためかかりませんので、リサイクル料金のみで処分できます。

 

不用品回収業者に依頼する

 

リサイクル家電を手早く処分したい場合は、不用品回収業者に依頼する方法もあります。

不用品回収業者は、処分専門の業者のため面倒なリサイクル手続きは必要なく、回収してもらえます。

また、回収日時を指定できることや、家電の運び出しも依頼できるため他の方法と比べて手間や負担は少ないと言えるでしょう。

ただし、料金は業者ごとに異なるため事前に見積りを取ることをおすすめします。

 

岡山クリーンファーストにご相談ください

 

岡山市近郊でリサイクル家電の処分をご検討の際は、岡山市の不用品回収専門業者「岡山クリーンファースト」にご相談ください。

岡山クリーンファーストでは、ご不要の家電1点から回収をご依頼頂けます。

初回のご連絡時に概算見積りをお伝えし、最短30分ほどで到着しますので、大変スムーズに処分できます。

また、大量の不用品を一度に回収可能なトラック積み放題プランもご用意致しておりますので、是非お気軽にお声がけください。

 

まとめ

 

今回は、家電リサイクル法の概要や対象品目など、法律の内容について詳しく解説しました。

リサイクル家電は、法律に基づき適切に処分する必要があることをご紹介しました。

さまざまなリサイクルの方法をお伝えしましたので、最適な方法をご検討ください。

リサイクル家電の処分は、岡山クリーンファーストに是非お任せください。

 

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所在地

岡山県岡山市東区金岡西町990-12

許可登録

一般廃棄物収集運搬業 岡山市第4019号

一般廃棄物収集運搬業 倉敷市第185号

産業廃棄物収集運搬業 岡山県第03301020119号

産業廃棄物収集運搬業 岡山市第08310020119号

古物商番号 岡山県第721090023367号

岡山市一般廃棄物積替保管許可

岡山県産業廃棄物積替保管許可

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