「住まいのエンディングノート」とは?終活での住まいの片付け方
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「住まいのエンディングノート」とは?終活での住まいの片付け方

2024年10月04日(金)5:14 PM

住まいのエンディングノート

自分の人生を振り返る機会に「住まいのエンディングノート」を残すことは、家族に遺す重要な遺産となります。

一般的にエンディングノートは生前整理で行われることが多いですが、片付けについても記載しておくと家族の負担も少なくなります。

本記事は、住まいのエンディングノートに書く内容や、終活での住まいの片付け方を解説します。

 

住まいのエンディングノートとは?

 

2024年6月、国土交通省は住まいに関する情報を記載できる「住まいのエンディングノート」を公開しました。

住まいのエンディングノートとは、終活時に必要な相続相続の際に手続きがスムーズに進み、住まいが空き家になることを防ぐ目的があります。

 

住まいのエンディングノートの活用方法

 

住まいのエンディングノートでは、以下の内容を記載できます。

 

  • ・自身が所有する不動産情報(所有者、共有者など)
  • ・住まいの処分方法や希望
  • ・借入金の額面や内容
  • ・デジタルデータの保管・管理情報
  • ・所有する家財に関する重要な情報
  • ・家族に向けたメッセージ

 

このように一般的なエンディングノートと異なり、住まいに集中した内容となっていて、控除の特例や相続に関する情報を記載します。

生前にこれらの情報を記載することで、遺族が相続する際の「住まいの現状」や「故人の希望」を家族が知り、家の残し方や処分方法の選択肢が広がります。

 

何故相続した家が空き家になるのか?

 

最近では相続した家が空き家になる事例が増えています。

空き家になる理由には以下の内容があります。

 

相続時のトラブル

 

遺産相続の際、分与について家族でトラブルになる場合があります。

一度利害や感情で揉めてしまうと、相続の話し合いが難しくなり、空き家となる可能性があります。

また、実家を処分する方法は親族全員の同意が必要ですが、意見が食い違う場合、長期化するケースが多いでしょう。

 

住まいの手続きが複雑

 

家を相続する際に必要な手続きが複雑であることも空き家となる要因のひとつです。

例えば相続時に登記が義務付けされていますが、所有者が祖父母・曾祖父母名義のままであれば、登記が難しくなります。

また、相続した家を売却・解体・リフォームする際に家族の同意が必要になることも実家を放置してしまう原因となります。

 

片付け方の問題も

 

実家を片付ける際、処分するものと残すものを仕分ける作業が大変な場合もあります。

規模や範囲によっては、手間や時間が掛かる場合も多く長期間放置してしまうケースも多いでしょう。

 

このように実家が空き家となる理由には、手続きや親族間のトラブル、片付けなどさまざまな問題があることが分かります。

 

住まいを終活する際の手順について

 

住まいのエンディングノートに記載する内容をもとに、終活に必要な手順についてご紹介します。

 

1.住宅に関する書類をまとめる

 

住まいに関する重要な書類を整理し、まとめておきます。

揃えておく書類は、以下の内容です。

 

  • ・家の売買契約書
  • ・土地・建物に関する登記簿謄本
  • ・建物に関する設計図・間取り図
  • ・住宅ローン契約書
  • ・リフォーム工事を依頼した際の契約書
  • ・固定資産税の納税通知書

 

これらの書類は相続時に売却する際に必要で、正しい家の資産価値を示す重要な書類です。

家族がスムーズに手続きできるよう、まとめて保管しましょう。

 

2.住まいの権利関係を整理

 

持ち家以外の共有不動産、借地・賃貸契約の不動産であっても、権利関係を整理しておくことが大切です。

とくに相続する兄弟や姉妹がいる家庭では、住まいをどのように処分、残すかを話し合っておきましょう。

また、契約に関する内容や敷金・保証金の情報も確認し記載しておきます。

このようにあらかじめ権利関係を文書化し調べておくことで、相続時の資産状況が把握しやすくなり、トラブルを防ぐことができます。

また、権利について不明な点があれば、不動産に詳しい専門家や弁護士に依頼し、詳しいアドバイスを受けることも検討してみて下さい。

 

3.生前整理を行う

 

生前に家財や持ちものを整理することで、遺産相続をスムーズに行うことができます。

不要なものを処分し、写真やアルバムをデータ化するなど住まいを整理してみましょう。

とくに大切な貴重品については、エンディングノートに処分を記載し保管することも忘れず行ってください。

 

不用品回収業者に依頼する

 

生前整理を行う際、家具や家電など大型の不用品を処分する機会もあります。

また、処分品が大量にある場合は不用品回収業者に依頼すると一度に回収することが可能です。

住まいに関する不要品の処分は、専門業者への依頼も検討してみましょう。

 

岡山クリーンファーストにご相談ください

 

岡山市近郊で生前整理、遺品整理をご検討の際は、岡山市の遺品整理専門業者「岡山クリーンファースト」にご相談ください。

故人がお亡くなりの際は、手続きや整理に大変な時間と手間が掛かるケースが多いでしょう。

遺産相続の際に、大切な思い出の品を残し、不要なものを手早く処分したい場合は岡山クリーンファーストに是非お声がけください。

 

まとめ

 

今回は、住まいのエンディングノートに書く内容や、終活での住まいの片付け方を解説しました。

住まいのエンディングノートを作成し、保管することで遺産相続や空き家の問題を解決する手段になることをご紹介しました。

生前・遺品整理は、岡山クリーンファーストにお任せください。

 

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一般廃棄物収集運搬業 岡山市第4019号

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産業廃棄物収集運搬業 岡山県第03301020119号

産業廃棄物収集運搬業 岡山市第08310020119号

古物商番号 岡山県第721090023367号

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岡山県産業廃棄物積替保管許可

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