オフィス家具の処分方法5選!手早く片付けるポイントを解説
オフィスや倉庫を移転、閉鎖する際に「家具の処分方法が分からない」という方も多いのではないでしょうか?
とくにデスクや椅子、キャビネットなどは大型で重く、家庭用のごみとは違って簡単には捨てられません。
本記事は、法人・個人事業主問わず利用できるオフィス家具の処分方法を5つ紹介し、手早く片付けるポイントを解説します。
オフィス家具の処分前に確認すべきこと
まず処分に取りかかる前に、以下の3つのポイントを確認しましょう。
- ・再利用できるか?
まだ使える家具は、買取や再利用でコスト削減が可能です。
- ・廃棄物区分を確認
事業活動で出る廃棄物は「産業廃棄物」に分類され、自治体の粗大ごみ回収では回収してもらえません。
- ・情報漏洩のリスク
キャビネットやデスク内に書類・USBなどが残っていないか確認し、データの処分も忘れずに。
処分する家具を調べておくことで、処分方法を決めやすくなりますので是非実践してみてください。
関連記事 : 法人向け不用品回収サービスとは?オフィス移転・閉鎖時にも対応
オフィス家具の主な処分方法5選
オフィス家具の主な処分方法は次の5つになります。
以下の表に、概要をまとめました。
|
処分方法 |
費用の目安 |
特徴 |
向いているケース |
|
不用品回収業者 |
高〜中 |
一括回収・即日対応可能 |
手間をかけずにすぐ片付けたい |
|
リサイクルショップ買取 |
無料〜買取あり |
再利用可能な家具を買取 |
状態が良いオフィス家具を処分したい |
|
メーカー・販売店の引き取り |
無料〜有料 |
同メーカー製品の回収あり |
買い替え予定がある場合 |
|
産業廃棄物処理業者 |
有料(見積制) |
法人向けの正式処理 |
大量・法人単位の廃棄物処理 |
|
フリマアプリ・ネットオークション |
無料〜収入あり |
個人間取引が可能 |
少量・状態が良い家具におすすめ |
それぞれの方法をもう少し詳しく見ていきましょう。
不用品回収業者に依頼する
オフィス家具の処分で最も利用されているのが不用品回収業者です。
デスク、チェア、書庫、ロッカー、複合機などをまとめて一括回収してくれるため、
時間が限られた移転・閉鎖時に特におすすめです。
不用品回収業者のメリット
- ・仕分け・搬出・運搬まですべてお任せ
- ・即日回収・夜間対応も可能な業者が多い
- ・オフィス全体の片付けにも対応(パーテーション・照明など)
不用品回収業者のデメリット
- ・他の方法に比べて費用がやや高め
- ・業者によって料金体系が異なる(相見積りが大切)
不用品回収業者 : 費用の目安
|
規模 |
処分量 |
費用目安 |
|
小規模オフィス(デスク5~10台) |
軽トラック1~2台分 |
約3万〜7万円 |
|
中規模(20~50台) |
2tトラック2〜3台分 |
約10万〜25万円 |
|
大規模(100台以上) |
要見積もり |
30万円〜 |
不用品回収業者を選ぶポイント
信頼できる業者を選ぶには、「一般廃棄物収集運搬業」または「産業廃棄物収集運搬業」の許可番号を持っているかを必ず確認しましょう。
リサイクルショップ・買取業者に売る
状態の良いオフィス家具は、リサイクルショップや買取専門業者に査定してもらいましょう。
ブランド家具やスチール製のロッカー・会議テーブルなどは再販価値が高く、買取価格がつくこともあります。
買取対象になりやすい家具
- ・オカムラ・イトーキ・コクヨなど有名メーカー製
- ・5年以内の使用でキズ・破損が少ないもの
- ・大量でも同一シリーズで揃っている家具
リサイクルショップ・買取業者のメリット
- ・処分費用がかからず、買取収入が得られる可能性
- ・再利用につながり、環境負荷を軽減
リサイクルショップ・買取業者のデメリット
- ・状態が悪いものや旧型製品は引き取り不可
- ・回収日時の調整が必要
リサイクルショップや買取専門業者で買取が成立した場合、処分費用がかからず収入になります。
査定に出す際は、家具の程度や状態を確認し、汚れを落とすなどしておきましょう。
メーカーや販売店の引き取りサービスを利用
一部のメーカーや販売店では、新規購入時に古い家具を引き取るサービスを提供しています。
メーカー・販売店の引取りサービス例
- ・コクヨ、イトーキなどのオフィス家具メーカー
- ・家具量販店(オフィスバスターズ、オフィスコムなど)
引き取りサービスを利用するメリット
- ・買い替えと同時に処分できて手間が少ない
- ・メーカーによる適正なリサイクル処理
引き取りサービスを利用するデメリット
- ・同一メーカー製品限定の場合が多い
- ・処分のみの引き取りは不可な場合も
引き取りサービスを利用する場合、配送地域や処分する椅子の量によって料金は異なります。
詳しくは店舗、メーカーに問い合わせてみましょう。
産業廃棄物処理業者に依頼する
会社や事務所で出るオフィス家具は、法律上「産業廃棄物」に分類されることがあります。
特に法人名義の契約で購入した家具は、一般ゴミとして出すことはできません。
その場合は、産業廃棄物収集運搬業の許可を持つ業者に処理を依頼しましょう。
産業廃棄物処理業者に依頼するメリット
- ・法令遵守で正式な廃棄処理証明書(マニフェスト)が発行される
- ・大量・大型の処分に対応可能
産業廃棄物処理業者に依頼するデメリット
- ・個人事業主や小規模オフィスでは手続きが煩雑に感じる
- ・費用は見積制でやや高め
このように産業廃棄物に分類されるオフィス家具は、法律に基づき処分することをお勧めします。
フリマアプリ・ネットオークションで売却
近年では、メルカリ・ヤフオク・ジモティーなどを使って
オフィス家具を個人間で取引するケースも増えています。
フリマアプリ・ネットオークションのメリット
- ・処分費用がかからず、収入が得られる
- ・自分のペースで出品できる
フリマアプリ・ネットオークションのデメリット
- ・梱包・発送の手間が大きい
- ・売れないリスクもある
- ・法人向け大型家具には不向き
スマホで撮影、出品など手軽に出品できる一方で、売れないケースもあるため時間に余裕のある方向けの方法と言えます。
処分費用を抑えるポイントは?
オフィス家具の処分費用は、トラックの台数・搬出の手間・階数などで変動します。
費用をできるだけ抑えるには、次のポイントを意識しましょう。
費用を抑えるポイント
- ・複数の業者で相見積もりを取る
料金だけでなく「回収品目・追加費用」も比較
- ・自分で搬出できるものはまとめておく
人件費を削減できる
- ・買取できるものと廃棄するものを分ける
再利用できる家具を無駄に捨てずに済む
- ・移転・閉鎖のスケジュールを早めに立てる
余裕を持って業者を選べば、割引やキャンペーン利用も可能。
このように事前準備をすることで、費用を抑えることに繋がりますので、是非実践してみて下さい。
オフィス家具処分時の注意点
オフィス家具を処分する際は、以下の点にも注意しましょう。
- ・廃棄証明書を必ず保管(法人の場合)
- ・個人情報・機密書類は完全に処分
- ・ビルの共用部(エレベーター・廊下)の養生を忘れずに
- ・リサイクル法に抵触しない処理を選ぶ(不法投棄業者に注意)
オフィスの賃貸契約など、処分するオフィス家具に関連する書類は残しておくことをおすすめします。
岡山クリーンファーストにご相談ください
岡山市近郊でオフィス家具の処分をご検討の際は、岡山市の不用品回収専門業者「岡山クリーンファースト」にご相談ください。
岡山クリーンファーストでは、ご不要になったオフィス家具1点から処分をご依頼頂けます。
初回のご相談時に概算見積りをお伝えのうえ、最短30分ほどで到着しますので、大変スムーズな回収をご利用頂けます。
また、大型家電や用度品など、まとめて回収可能な「トラック積み放題」プランもご用意致しておりますので、お気軽にお声掛けください。
まとめ
今回は、法人・個人事業主問わず利用できるオフィス家具の処分方法を5つ紹介し、手早く片付けるポイントを解説しました。
オフィスや倉庫の移転は、期限が限られているケースが多いため、ご紹介しました処分方法の中から最適なプランをお選びください。
オフィス家具の処分は、岡山クリーンファーストに是非お任せください。
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