遺品整理と生前整理。それぞれのメリットを紹介:岡山県早島町の事例
遺品整理と生前整理を同時に行う
岡山県早島町の70代の女性から、半年前に亡くなられたご主人の遺品整理と、ご自身の生前整理のご依頼を受けました。
ご主人に先立たれて、現在は1人暮らしです。
お子さまはお2人おられるそうですが、いずれも独立されたおり、県外でそれぞれ家庭を持たれています。
おそらく岡山県早島町の実家に戻ってくる子供はいないだろうと考え、自分が亡くなったあとのことも含めて、少しずつでも家財を減らし、子供たちに負担がかからないようにしたいとのご希望ででした。
岡山県早島町ではゴミの分別が難しく、一度にまとめて出せないことから、当社のサービスを利用した方がスッキリするのが早いとご連絡をいただいたのです。
形見と思い出は残して品物は片付ける
ご主人様とはとても仲のよいご夫婦だったようで、まだ亡くなって半年ということもあり、どれをどう片付けるのか見当がついていないご様子でした。
お友達やテレビなどで終活ブームが起きていて焦ってしまい、当社にご相談いただいたという状況のようです。
遺品整理は遺品を捨てる作業だと思われている方がいますが、物を捨てるための作業ではありません。
故人さまの生きてきた歴史に思いを馳せながら、思い出は大切に残します。
このプロセスを経ることで、残された家族は悲しみを乗り越えて、新たに生活をスタートさせる景気づけとなるのがメリットです。
無理に捨てずに形見として保管し、それをこれからの人生の拠り所とすることで頑張ることもできます。
使わない物や使えない物で思い出があるものは写真として残しておけば、故人さまとの思い出もずっと残り続けます。
これからの生活を踏まえて断捨離
生前整理は残される家族や親族に手間やコストをかけたくないと行う方が多く、自分の死後に迷惑をかけずに済むとホッとできることがメリットです。
もっとも、そればかりではありません。
人間はいつまで長生きするかわかりませんから、ご自身にはまだまだこれからの生活があります。
自分の持ち物を整理し、処分をしていくにあたっては、これからの生活をどのように行っていくかを考える必要が生じます。
これからも使うもの、今は使っていなくても高齢になるほど必要なもの、もう使う予定がないもの、自分の死後に受け継いでほしいものを分類しなくてはなりません。
自分の価値観や考え方を整理し、老後の生活についてしっかり考える機会が得られるのもメリットです。
何となくだらだら老後を送るのと思い描くライフスタイルを実践していくのでは人生の張り合いも違ってきます。
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