良い遺品整理業者の選び方
遺品整理を成功させるコツは、何といってもよい遺品整理業者と巡りあうことです。
数ある業者の中には悪徳業者も紛れておりトラブルも発生しています。そこで、安心して遺品整理を行うには、
良い業者の特徴やどのように選ぶかということを知っておくことが重要です。 現在探している方も、事前に知っておきたい方もぜひご覧ください。
良い遺品整理業者とは?
「引っ越しのようなものでしょ」といった声も聞かれますが、持ち主はすでに故人となっており本人に尋ねることもできないという特徴があります。
遺品整理の現場では、大切な書類や遺品と不用品が区別されることなく雑多に置かれていることがほとんどです。それらを手早く分別し、定められた場所に移すことが遺品整理の基本ですが、慣れていないとなかなか難しいのが現実です。
使い古されたノートに遺族へのメッセージが書かれている、古めかしい本に現金が挟まれているなど宝探しのように緻密に行う必要があります。また、業者に頼んだのはいいが、故人の持ち物がすべてゴミに見えてやるせない気持ちになるという意見も聞かれます。
手早く行う必要はありますが、故人を敬う気持ちを持ち、一つひとつの作業を丁寧に行うことで遺族の心情も大きく変わるものです。
良い業者とは分別を丁寧に素早く行える技術があり故人を敬う気持ちのある業者といえるでしょう。
良い業者の見分けるポイント
実績がある
遺品整理業者ができ始めたのは2002年以降といわれております。地域に根付いて営業している業者や、友人や知人が利用したことがある業者など、これまで遺品整理を行っていることが分かる業者を選びましょう。前述の通り、遺品整理は引越しや不用品回収とは着目点が違うため、一朝一夕にできるものではありません。故人の遺品を守り不用品だけを処分する目を持つ業者を探しましょう。
お客様の声が充実している
ホームページなどに利用者の声が書かれていれば、まずチェックしておきましょう。実際にサービスを依頼してもわざわざ感想を書こうとはあまり思わないものです。感想が書かれているということは、その業者の遺品整理に感謝し、依頼先を探している方へ伝えたいという気持ちが強いと考えられます。
見積もりを頼んでみる
見積もりを頼む際には、直接スタッフとやり取りをすることになります。電話やメールあるいは直接顔を合わせた際に、不快感を感じる、誠実さを感じないといった場合は任せるべきではありません。また、質問に曖昧に答える業者も止めておきましょう。見分けがつくか不安という方も、いくつか見積もりを取ることで比較ができるようになります。価格の相場を知るポイントにもなりますし、業者探しの際は、1つではなくいくつかの業者に見積もりを依頼することも大切です。
明解な料金設定
見積もりは安かったのに作業が終わったら追加料金が発生して高額になったなど、料金を払う段階になってのトラブルも多くみられます。どんな作業がどの料金に当たり、こんな時に追加料金が発生するなど明瞭な料金プランがある業者を選びましょう。
家電リサイクル法に沿った処分ができる
家電リサイクル法に基づいた処分が必要なテレビや冷蔵庫などは産業廃棄物収集運搬業の許可がある業者、もしくは提携先がなければ適正な処分はできません。悪徳業者が不法投棄や転売などを行い、トラブルになることも。資格や提携先があるのかを確認するとともに、リサイクル料は料金に含まれているのか、家電リサイクル券は貰えるのかなどを確認しましょう。
安心して遺品整理をするには
遺族が安心して遺品整理を任せられる業者を選ぶには、見積もりを取り、疑問点はしっかりと確認しておくことが一番の近道となります。葬儀社や病院から提携先の遺品整理業者を紹介されることも多いですが、質や料金を保証するものではありません。故人とのお別れで辛い時期ではありますが、安易に頼んでトラブルとなることもあるため、必ず納得がいくまで資格や料金形態について質問をしましょう。
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