遺品整理の際によく起きるトラブルとは
近年、需要の増加に伴い業者も増えている遺品整理。
選択肢が増えることで遺族の負担を減らすことができる喜ばしいことですが、残念なことに、その影でトラブルも急増しております。
遺品整理は経験も知識も必要な作業であり、依頼するならプロに任せるのが一番安全です。ここでは遺品整理で起きるトラブル例についてお伝えしていきます。
見積もりから大きく外れた請求
遺品整理のトラブルとしてよくみられるのが「見積もりとかけ離れた巨額な請求額」です。見積もりを頼んだら、他の業者よりも低い金額だったので依頼したのに、請求額をみて驚いたというトラブルが大きな問題となっています。中には見積もりの4倍以上の金額を請求されたという例も!具体的には
- 見積もりの時には気が付かなかったが思ったよりも遺品が多くて時間を延長しなければならない
- 見積もりは作業代だけで、処分費用は別途かかる
- 見積もりに含まれていない作業も必要になった
など、後から追加の請求がくるパターンが報告されています。 見積もりは数社から取ることを推奨しているのは、見積もりを幾つかみるうちに見積書の見方に慣れてくるという点が挙げられます。
また各業者の対応の差も感じ、見分ける目ができるのです。価格だけでなく、誠実で実績があり信頼できると感じた業者に依頼するよう心がけましょう。
もちろん、安くても実績があり、信頼できる業者もありますが極端に安い業者はトラブルの種を持っている可能性があります。
大切な遺品が紛失してしまった
大抵の現場では、大切な遺品とそうでないものが雑多に置かれており、見分けるのは本当に大変です。
辞書の中に現金があったり、新聞や広告に混じって大切な書類が置かれていたりすることも。不用品回収と違い、大切なものと不用品とを分別しながら進めなければならないのですが、これが不十分な業者もみられます。
大切な遺品とは知らず廃棄してしまったり、回収してほしいと伝えていたのに紛失したというトラブル例も。
中には貴金属や高価な遺品を回収したことを遺族に報告せず売却し、トラブルになったという例もみられます。
作業を全てチェックできないからこそ、信頼できる業者に任せる必要があるのです。
回収後に適切な処分を行わない
遺品整理も滞りなく終わり、しばらくしたら警察から不法投棄の問い合わせがきた。
回収され処分費用も払ったはずの不用品が山に不法投棄されており、発見した警察が持ち主に連絡をしたというのが真相です。
実は不用品を回収し、処分するには「一般廃棄物収集運搬業の許可」が必要となります。ですが、この資格を持たず、回収だけして不法投棄する悪徳業者が後を絶ちません。もしかしたら、あなたが不法投棄したとみなされ罪を着せられてしまうこともあるのです。
見積書や領収書を出さない業者や、費用が格安な業者など「おや?」と思ったら依頼しないことをおすすめします。
買取額が低い
遺品整理の際、不用品を買取してくれる業者もいます。遺品整理にかかる負担も減り、リサイクルもできるので一石二鳥ですね。
ですが、その買取額が適正でないというトラブルも発生しています。買取が済んで何気なくネットで同じ商品を査定したところ、10倍もの値が付き、騙されたことに気がついたという例も。
もちろん、ネットの査定額と実際の査定額は同じではありません。傷がついていればその分、査定額に響きます。ですが、実際に買取額を低く見積もる業者もみられるのが現実です。買取を希望するものは事前に市場価格をチェックし、あまりにかけ離れていれば原因を尋ねるなど対策をしておくのもいいでしょう。
建物に傷がついた
大きな家具や大量の不用品など、家の中から全て運び出さなければならない遺品整理。引っ越し同様、出入り口などに緩衝材を張るなどの対策が必要です。
ですが、中には手早く作業するために簡略化している業者もみられます。搬出の際に、物件に傷がつけば現状復帰のための修理代を払わなければならず、余分な出費となります。
傷つけた現場に居合わせれば責任の所在は明らかですがそうでない場合、言い逃れされてしまうこともあるでしょう。優良な業者は対策を怠らないだけでなく、損害保険にも加入していることがほとんどです。見積もりの際に、保険や緩衝材のことについても質問しておきましょう。
最後に
残念なことですが、すべての業者が優良とはいえません。もし、遺品整理を依頼する際は、プロにおまかせすることが大切です。
岡山クリーンファーストでは、遺品仕分けを細かく行い、故人様やご遺族様の心に寄り添った遺品整理をすることをお約束します。頼んでよかったと心から思って頂ける遺品整理のために技術向上に務め、月間300件ものご依頼をいただける企業へと成長いたしました。紛失や破損の心配のない丁寧かつスピーディーな遺品整理をお考えの方はお気軽にご相談ください。
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