ミニマリストはどんな部屋に住んでいる!?持たない暮らしのための3か条
憧れの「持たない暮らし」はどんな生活?
必要最小限の荷物を持ち、常にすっきりとした家に住むミニマリスト。彼らの「持たない暮らし」には無駄がなく、憧れてしまいますよね。
では、そんなミニマリストは具体的にはどんな部屋に住んでいるのでしょうか?
いきなりミニマリストになるのは難しくとも、彼らのライフスタイルを参考に、シンプルながらも豊かな生活を送ることは可能です。実際にどんな部屋に住み、どんな心がけを持って生活しているかを覗いてみましょう。
ミニマリストの部屋には、とにかくものがない
「持たない暮らし」を送るのがミニマリストですから、彼らの部屋の最も大きな特徴はものがないことです。
例えば、リビングを想像したとき、一般的にはさまざまな家具がある部屋を思い浮かべるでしょう。
テレビ、ソファ、テーブル、ラグ、本棚やカラーボックス。自分の部屋に置くならテレビは大きくて見やすく画質が良いものがありがたいですし、ソファも座り心地を重視して吟味しますよね。
しかし、ミニマリストの部屋にはこれらはないものと考えてください。彼らのリビングにあるものは、ローテーブルやノートパソコン、エアコン程度。一人暮らしならばベッドが置いてあるでしょうが、生活するのになくても良いものは置かないようにしているのです。
もちろん、何を残すかに個人差はあります。例えば読書が好きなら小さな本棚があるでしょうし、スポーツの趣味を持つならそのための道具を保管する箱くらいはあるでしょう。
しかしながら、彼らの主義はどこまでいっても「最小限」。部屋に置くものに関しては、生活に「必要」か「不要」かで考えています。
テレビやソファはなくても生活できます。天気予報はスマートフォンでチェックできますし、座るのであればわざわざ場所をとるソファでなくとも問題ないのです。
ものがない部屋のメリットは、「身軽」と「清潔」、そして「おしゃれ」!
このようなものがない部屋に住むことのメリットは、なんといっても身軽であるということ。
すぐに荷物をまとめられるので、引っ越しの時に特に便利です。また、服も気に入ったもの以外は処分してしまっているのですぐに外出することが可能です。
また、部屋が散らかることがなくなるので、ものの紛失もありません。大型の家具がないことから、掃除も簡単。常に清潔ですっきりとした部屋に保つことができます。
散らかった部屋を見て、「掃除をしないと……」と気持ちが暗くなることもありませんね。また、常に整頓されているので、部屋がおしゃれになるということも見逃せないメリット。
数少ない家具をこだわって選ぶだけで、見た目の良い快適な部屋に住み続けることができますよ。
持たない暮らしのための3か条
それでは、このような部屋に住むために必要な心掛けはどのようなものなのでしょうか?
そもそも、大前提としてミニマリストになるためには断捨離が必要です。自分の生活に不要なものは思い切って処分してしまいましょう。
その後、持たない暮らしを続けるために重要なのが3つの心掛けです。ひとつずつ解説していきますね。
ものを買う時は「必要」か「不要」かで考える
先述しましたが、ミニマリストは部屋に置くものに対して「必要」か「不要」かで考えています。
「別に今買わなくても良いけど、デザインが気に入ったから買っちゃおう!」という考えは持ちません。「別に今買わなくても良いから、買わないようにしよう」と考えます。
不要でありながら買ってしまうものの代表例として、服や靴などが挙げられます。
ミニマリストの部屋が清潔かつおしゃれに保たれるのは、基本的にクローゼットや靴箱に入る程度の服や靴しか持たないため。「ちょっと欲しい」という気持ちをぐっと我慢して、持たない暮らしを手に入れましょう。
持たないルールを決める
必要か不要かでものの購入を決めるようにしても、趣味の領域に関してはミニマリストもきつい制限は設けていません。趣味は人生を豊かにするためのものですから、それを制限してしまってはミニマリストの生活も本末転倒なのです。
ですが、趣味のためにものを買い続けては持たない暮らしはできません。そのために必要なのが「持たないルール」。
つまり、「何かひとつ買ったら何かひとつ捨てる」というような、もののない部屋を維持するための仕組みです。
「1か月使用しなかったものは捨てる」など、ルールはなんでもOK。とにかく持たない暮らしを維持するシステムを組みましょう。
部屋に「ちょい置き」しない
とにかく不要になったものは全て捨てるか片付けるかしましょう。
「昨日は仕事が忙しかったから、コンビニの弁当を買って食べました」というのはOK。ですが、弁当のゴミを何日も処分しないのは絶対にNGです。
何もなかった部屋にちょっとずつゴミや道具が溜まり始めると、「片付けよう」という意識がどんどん薄くなり、やがて新たにものを購入して放置してしまうことになりかねません。「あとで片付けるから、ちょっと置いておこう」と「ちょい置き」するのはやめて、不要になったらすぐに片付けるよう意識しましょう。
まとめ
ミニマリストのライフスタイルは清潔でおしゃれな暮らしをしたい人の憧れです。しかしながら、その維持のためには重要な3か条があるのです。
- ・ものを買う時は「必要」か「不要」かで考える
- ・持たないルールを決める
- ・部屋に「ちょい置き」しない
部屋の断捨離を実行した後、この3つを意識すれば、憧れの「持たない暮らし」が待っていますよ。
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