岡山県津山市の事例 ゴミ屋敷寸前…ゴミ屋敷になる寸前の片付け方を伝授
「必要なもの」と「処分するもの」に分類する
全国各地でゴミ屋敷が増加傾向にあります。これは超高齢者社会になったことや引きこもりの人が増えたことが関係していると言えるでしょう。岡山県津山市のゴミ屋敷寸前のお宅を事例に挙げながら、ゴミ屋敷にならないための片付け方について解説します。
津山市のお宅も、玄関から部屋に入る通路にまで荷物とゴミが散乱している状態でしたが、ゴミ屋敷になりかけの家に共通しているのは「とにかく荷物が多いこと」です。しかも、あふれている荷物は、ゴミばかりとも限りません。生活に必要なものもたくさん混じっています。
まず行うべきことは、たくさんの荷物を処分する不用品と使うものに分類することです。ベランダやガレージ、もしくは使わない一室に、不用品をまとめていきます。捨てるかどうか迷ったものに関しては、処分する方向でいきましょう。本当に必要なもののみ、残す形にします。
荷物を整理するために必要なものを準備する
不用品を処分するためには、それらを入れるためのゴミ袋や段ボールなどが必要です。
津山市のお宅では、可燃ゴミと不燃ゴミ、さらにプラスチック用のそれぞれの指定ゴミ袋が決まっていました。そのため、あらかじめゴミ袋を三種類準備しました。ゴミ袋が指定されている地域なら、それらのゴミ袋を用意しましょう。
さらにゴミ袋に入らないサイズのゴミを整理するために、段ボールも準備します。段ボールはスーパーやドラッグストアなどに行けばもらうことができるので、清潔で丈夫な箱を選んで多めに取ってきます。
ゴミは大きなものから片付ける
家の中を片付けるためにも、歩く通路や作業スペースを作ることが大切です。そのためにも、荷物は大きなものから分類していきます。場所を取る電化製品や家具類において、処分品を移動してまとめるだけで、歩くスペースができます。
ご依頼いただいたお客様のお宅にも使われていない電子レンジや炊飯器、机や椅子などがありましたので、こちらから処分したところ、だいぶすっきりしました。細々とした小物類は分類するのにも時間がかかるので、あとで行いましょう。まずは大きな荷物から手を付けることが、要領よく片付け作業を行うポイントです。
処分する方法を考える
不用品がまとまってきたなら、処分していかなくてはなりません。可燃ゴミやゴミ袋に入るサイズの不燃ゴミに関しては、指定日にどんどん捨てていきましょう。
しかしゴミ屋敷化しつつある家の場合、あまりのゴミの量に処分するのが追い付かないケースも多いです。今回のご依頼でもご自身で片付けて、ゴミを出すにもあまりに多すぎると周囲に迷惑がかかるということで、踏み出せずにいたそうです。その場合、不用品業者に依頼するのが堅実です。業者に頼めば、ゴミの運搬作業も任せることができます。
さらに買取もしている業者であれば、高値で売れるアイテムも出てきてお得です。もちろん、不用品はオークションなどで売ることもできますが、時間と手間暇がかかります。多過ぎるゴミは、業者に相談してスムーズに処分するのがベストな片付け方ではないでしょうか。
ゴミ屋敷整理に関しても「岡山クリーンファースト」へ、ぜひご相談ください。
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