遺品整理はいつから始めれば良いの？おすすめの時期について

家族や親戚が亡くなると、葬儀や多くの手続きを行うことになります。
また悲しい気持ちはありつつも、遺品の整理を進めて行く必要があります。
とくに相続の手続きや貴重品については、放っておくと支障が出ることもあるため、整理の時期やタイミングを知っておくとよいでしょう。
そこで今回は遺品整理はいつから始めれば良いのか、おすすめの時期について解説していきます。業者に依頼する際のポイントについてもご紹介しますので、是非参考にご覧ください。

遺品整理を始める時期は？

実は遺品整理については開始する時期や期日が決まっている訳ではありません。
遺族が集まる際や、気持ちの整理ができた頃合いに開始するとよいでしょう。
また、遺産整理を開始する一般的なタイミングは以下になります。

・四十九日が過ぎた後

故人が旅立つと考えられている四十九日は、親族間で遺品について話し合いのきっかけになることが多いと言われています。
また、遺品整理と合わせて形見分けを行いやすい機会でもあるでしょう。

・諸所の手続きが完了した後

亡くなられた後の手続きにはさまざまなものがあります。
死亡届けから故人が普段の生活で契約していたガス、水道、電気など多くの契約が完了した後に整理を始める方もおられます。

・葬儀が行われた後

故人が住んでいた住居が賃貸契約の場合や、家族が集まる機会が少ない場合などは葬儀後すぐに整理を行うことが多いようです。

・相続税が発生する前

亡くなった方の財産は、相続税の非課税額を超えていた場合税務署に納める必要があります。
申告書の提出は被相続人が亡くなられてから10ヶ月となりますので、ゆとりを持った遺品整理が必要となります。

 

このように遺品整理を行うタイミングはさまざまなケースがあります。
しかし亡くなられた後の手続きや相続税などについては期限を守る必要がありますので、遺品整理にかかる時間を考慮し取り組むことが大切です。

遺品整理の進め方とポイント

遺品整理を進める時期となり、遺族の方自身で行う場合、どのように進めたらよいのでしょう。
ここではそのポイントをご紹介していきます。

・スケジュールを決める

遺品整理を行う際、作業の目処を立てる意味でもスケジュールを決めることが大切です。
作業が進まず思うように整理が進まないケースも考えられますので「いつまでに終わらせる」か目標日を設定しましょう。
最終日を設定できたら、逆算し計画を立てると作業が進めやすくなります。

・遺品の種類を分ける

スケジュールが決まったら、次に遺産の分類を始めていきます。
具体的には次の4種類に分けられます。

・貴重品→ 通帳、クレジットカード、有価証券、貴金属

財産的価値のある有価証券や、銀行予期などは遺産相続に関わる内容ですので税理士や司法書士に相談してみましょう。
宝石や美術品など価値のある品は、買取りを依頼し売却することもできます。

・思い出の品(形見)→時計、アクセサリー、写真

故人が普段大切にしていた思い出の品の整理をします。
旅行先の思い出の品や写真、アクセサリーなど引き続き預かるものと寄付や処分するものなど、家族で話し合いのうえ決めていくとよいでしょう。

・再利用できる品→家電製品、パソコン、家具

まだ使用できる家電製品やパソコン、家具については業者に買取りを依頼する事が可能です。
特に家具など大型品は、使用する事がない場合買取りを検討してみるとよいでしょう。

・廃棄する品(不用品)→燃えるゴミ、大型ゴミ

遺品をゴミとして処分する場合、燃えるごみ、燃えないごみなど地域の自治体ごとに定められた方法で回収、処分を依頼します。
一部リサイクルが必要な家電製品等については、リサイクル業者に依頼するなど注意が必要な品目もあります。

 

このように自身で遺品整理を行う場合、計画を立て仕分けていくとスムーズに整理する事ができます。
家族とご相談のうえ、役割を決め整理を始めていきましょう。

まとめ

今回は、遺品整理はいつから始めれば良いのか、おすすめの時期について解説しました。
遺品整理を始める時期については明確な決まりはないものの、整理を始めるタイミングについてご紹介しました。
特に相続など手続きが必要な事柄については、家族で話し合い整理を行うよう心がけましょう。
実際の整理については、スケジュールを決めアイテムごとに整理していくことで、スムーズに整理することが可能です。大型家具や家電など、不用品の買取り・処分につきましては岡山クリーンファーストを是非ご利用下さい。ご家族の大切な思い出の品を、綺麗に整理いたしますので是非お気軽にご相談ください。
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